セラピスト定期勉強会「ADLに関わる肩関節」~屈曲動作を邪魔する正体は~
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
尼崎市塚口町にある医療法人社団 亀井整形外科医院の吉岡(ファーストリハ所属)です。
今回は、6/12に行ったセラピスト勉強会についてご紹介します。
研修の目的
ADL動作に関する肩の各関節機能を再確認、評価・治療に繋げられるようになる
研修の内容
皆さんは日常生活の中の動作で「肩関節」についての困りごとはありませんか?

図は、肩関節疾患患者21名を対象に、10項目をそれぞれ、「できる」(1点)、「なんとかできる」(0.5点)、「不可」(0点)で評価し、平均点を算出したものになります。
(参考文献:肩関節運動機能とADLの関連性,関西理学 8:25-34,2008)
「用便の始末が出来る」や「口に手が届く」は平均点が高く(0.8)、行いやすい動作と考えられますが、「頭上の棚のものに手が届く」や「結帯動作」は平均点が低く(0.3)、行いにくい動作と考えられます。
その「頭上の棚のものに手が届く」とは、肩関節の動作から見ると「屈曲」という動作になります。日常生活において肩関節の「屈曲」可動域は、120°~150°(約130°前後)必要といわれていますが、現場では、多くの患者様が120°を満たさず、「屈曲」時に痛みを訴えられるということを多く経験いたします。
肩関節が動き、動作を遂行するための重要な関節
・肩甲上腕関節
・肩甲胸郭関節
・肩鎖関節
・胸鎖関節
それぞれが機能を果たすことで肩関節の様々な動作が可能となっています。

まとめ
実際の研修会では、肩関節の動きを制限する組織に対するストレッチングの方法なども学ぶことができました。
「肩が上がらなくなった」、「日常生活で肩が痛い」と言っても、原因が同じというわけではございません。肩甲上腕関節に可動域制限がある方もいれば、肩甲胸郭関節に可動域制限がある方もいます。早期改善のためには、詳細な評価とそれに対する治療が必要となります。
もし、「肩関節」についての困りごとがありましたら、お気軽に当院へご相談ください。
快適に日常生活を送っていただくために、理学療法士・作業療法士・鍼灸師が評価・治療を行わせていただきます。
「ADLに関わる肩関節」~屈曲動作を邪魔する正体は~
講師:藤岡PT、新居PT、山原PT、徳原トレーナー
参加者
・PT:10名
・OT:1名
・鍼灸師:6名
・トレーナー:2名