セラピスト定期勉強会「褥瘡とリハビリ」〜リハビリ職の関わり方〜
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
尼崎市塚口町にある医療法人社団 亀井整形外科医院の吉岡(ファーストリハ所属)です。
今回は、院内で定期的に行っているセラピスト勉強会についてご紹介します。
研修の目的
褥瘡のある方のリハビリテーションを学び、対応ができるようになる
褥瘡予防のためのリハビリテーションアプローチ
- ポジショニング(体位変換)
- 体圧分散
- 離床
- シーティング
ポジショニング(体位変換)
長時間、同じ部位への圧迫を避けるため、1~2時間ごとに体位変換を行います。
さらに、骨の突き出しがないお尻の筋肉で体重を受けることができる「30度側臥位」も有効です。
体圧分散
自らの体重を体の背面全体で均等に受けとめられるように、圧力を分散させることです。
褥瘡は、骨によって持続的に圧迫された組織の障害を指します。
つまり、クッションやマットレスによって体圧を分散させることで褥瘡発生予防につながると考えられます。
そのため、適切な除圧技術の指導、マットレス選択の助言、自己管理能力の向上支援が求められます。
離床
前述している通り、圧が分散されることで褥瘡の予防につながります。
離床を行うことで、座っている時に坐骨部や仙骨部にかかっている圧が除圧されることとなります。
さらに、筋力や関節可動域練習にもなるため身体機能の向上が得られます。
つまり、離床は褥瘡の予防だけでなく身体機能の向上にも寄与します。
ただやみくもに離床を行うのではなく、段階的な離床プログラムを計画し、その計画に沿って基本的動作練習を実施していきます。
段階的な離床プログラムによって、離床の頻度が増えれば、活動性向上による全身状態改善にもつながります。
シーティング
褥瘡をはじめとした二次的障害の予防、活動と参加の促進、心身機能・構造の改善を促すために、いすや車いすを利用して生活する人を対象に、座位姿勢に対する評価や座位姿勢のポジショニングを行うことです。
専門家により座位姿勢を評価し、クッション選択と調整が必要となります。座位姿勢の最適化により、長時間座位が可能となり、活動性の向上に繋がります。
そのためには、クッションの選択と調整が必要であり、さらに定期的な除圧動作の指導も必要になってきます。
まとめ
褥瘡予防のためのリハビリ職の関わり方について記述させていただきました。
リハビリテーションを適切に進めることで、褥瘡の悪化はもちろんのこと、身体機能の向上や活動量の増加、社会参加の頻度が増加することにつながります。
「褥瘡」のリハビリや生活環境での困りごとやご不明な点がございましたら、亀井整形外科医院までご相談ください。
患者様や利用者様に適したサービスを提案させていただきます。
「褥瘡とリハビリ」〜リハビリ職の関わり方〜
講師:清水PT、瀧本PT
参加者
・PT:13名
・OT:1名
・鍼灸師:4名
・トレーナー:2名



