ブログ医院からのお知らせ
外来リハ定期勉強会「【椎間関節】による腰痛について」
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
尼崎市塚口町にある 医療法人社団亀井整形外科医院 理学療法士の芝下です。
今回は腰への治療方法(椎間関節性の腰痛)について勉強会を行いました。
腰の痛みの原因は様々ですが、今回は背骨と背骨の間にある関節【椎間関節】による腰痛について、評価や治療を行いました。
評価、治療の流れとしては
①問診、視診(いつから、きっかけ、痛む部位、いつ、どのような痛み、痛む動作)
②疼痛除去テスト(体幹屈曲、伸展)
③機能評価(体幹屈曲・伸展時の増悪因子)
④治療
となります。
●前屈した時の腰痛について
立っている姿勢で上半身を曲げた時の痛みの増悪因子として、大殿筋の機能低下が考えられます。
上半身を曲げる時には大殿筋が働き、腰が反らないようにコントロールをしてくれています。
大殿筋の機能低下があると腰が反ってしまい、背骨と背骨の間にある関節がぶつかるような形になります。
大殿筋の治療としてヒップリフトを紹介します。

①仰向けに寝た状態で、両膝を曲げます。※この時膝の真下に踵がくる位置まで膝を曲げます。
②お腹に力をいれた状態でお尻をゆっくりと持ち上げます。
持ち上げる高さは、横から見た時に肩と膝を結んだラインが一直線になるところまでです
③その後ゆっくりお尻を下ろします
④これを10回程度繰り返します
当院では月1〜2回勉強会を行なっており、今後も定期的に発信をしていきます。
■亀井整形外科医院
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