セラピスト定期勉強会「廃用症候群~リハビリテーション職種の関わり~」実施
尼崎塚口にございます、医療法人社団 亀井整形外科医院でございます。
定期的に行っているセラピスト勉強会についてのお知らせです。
今回の目的
・廃用症候群についての知識を深める
・グループ内における、廃用症候群の予防・早期発見・対応ができ、ご利用者様のADL、QOLの維持・向上に繋げる
内容
・筋委縮、筋力低下について
・廃用症候群の予防、早期発見について
・事例検討
今回は皆様もお聞きした事があるかもしれない、「廃用症候群」についての勉強会を行いました。
■廃用症候群とは
→身体の不動、無動状態により引き起こされる二次的な障害と定義されています。
骨折や脳血管障害を受傷された方が、寝たきりとなり併発して起きやすい疾患です。
体を動かすことは、筋肉や関節はもちろん、内臓や精神面にもよい影響をもたらすため、体を動かさない期間が長いと、身体機能だけでなく精神面にも悪影響を及ぼします。
高齢者は加齢による身体機能の低下が原因で活動量が減る傾向があり、廃用症候群のリスクが高いことから注意が必要です。
■廃用症候群がもたらす症状
筋骨格系:筋力低下、筋委縮、関節拘縮など
呼吸器系:肺炎、呼吸回数増加など
循環器系:心機能や全身持久力の低下、起立性低血圧、深部静脈血栓症など
皮膚系:褥瘡など
消化器系:食欲低下、便秘など
泌尿器系:尿路感染症、尿路結石など
精神系:認知機能低下、抑うつ状態など
上記のように、様々な症状が併発する可能性があります。
■早期発見、予防について
→日々の意欲や筋力低下、呼吸機能低下、褥瘡の発生が無いかを確認する事が大切です。
病気や怪我で寝たきりの生活になった場合は、本人様だけでなく、家族様も日頃から変化が無いか注意をしておく必要があります。
また、早期からリハビリに取り組むことで、筋力や関節の機能低下を防ぎ、廃用症候群からの回復を促せる可能性があります。
日頃からの運動を行う事で、筋力低下や関節拘縮は起こりにくくなります。
廃用症候群を予防するためには、適度な運動が必要です。
亀井整形外科医院では、地域住民の方の廃用予防や転倒予防を目的に定期的に体操教室や転倒予防教室を開催しております。
ご興味がございましたら、医院スタッフへお問い合わせください。
講師:清水PT、瀧本PT
PT:12名
OT:1名
鍼灸師:5名
トレーナー:2名
計:20名
■亀井整形外科医院
連絡先:06-4691-3455
診療日:月~土日午前…木曜日除く
診療時間: 9:00~12:00 / 16:30~19:30※土日は12:30まで
休診日:木、土日午後、祝日
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